絵本作家・画家になりたい人必見<アクリル絵具>を使う絵本作家さん
こんにちは。画家の「きぃけむ」です。
今回も、絵本作家さんが使用している画材について、調べてみました。
絵具などの画材を購入する前に、どんな表現ができるのかを知るヒントにもなるかと思います。
どの作家さんも、複数の絵具や画材を使っていらっしゃいますが、主な画材のみ、まとめました。
作家名の右()内は、参考文献と、画材の写っている写真の記載ページを記しております。
作家さんは、作品ごとに、画材や技法を使い分けていらっしゃいます。
また、制作時期によって使用画材が変化することもあります。
(商品のリニューアル等により、リンク先の商品とはパッケージが変わっていることもございます。)
どの画材にも、色数・容量が様々です。
ご紹介いたします作家さんが、どの容量・色数のものを使用されているかについては、
リンク先の商品とは必ずしも一致いたしません。
完全には記載しきれないことを、ご了承ください。
目次
〇アクリル絵の具編
・[リキテックスプライム]
・[リキテックス レギュラータイプ]
・[リキテックス ソフトタイプ]
・[デルタ セラムコート]
参考文献
絵本作家61人のアトリエと道具
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〇アクリル絵の具編
アクリル絵の具は、透明色や不透明色を塗り重ねることにより、奥行きのある表現ができます。
厚塗りしてもヒビ割れしにくいため、平塗りにこだわらず自由な表現が可能です。
[リキテックス プライム]
リンク
リキテックスの最上位ランクのアクリル絵の具です。
伊藤秀男さん(『絵本作家61人のアトリエと道具』12頁より)
臨場感のある絵に引き込まれます!
泥かぶら
けんかのきもち (からだとこころのえほん)
タケノコごはん (ポプラ社の絵本)
ホームページ https://www.itohideo.com/
[リキテックス レギュラータイプ]
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リキテックスは、多くのアーティストが愛用しています。
「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんも、リキテックスの絵具を使用されているそうです。
西巻茅子さん(『絵本作家61人のアトリエと道具』18頁より)
1939年東京都生まれ。東京藝術大学工芸科卒業。透明水彩絵の具も使われるそうです。
わたしのワンピース
いえでをした てるてるぼうず
子どものアトリエ: 絵本づくりを支えたもの
あずみ虫さん(『絵本作家61人のアトリエと道具』116頁より)
リキテックスプライム、アクリルガッシュ(ターナー)も使われているそうです。
おまつり (コドモエのえほん)
ぴたっ! (日本傑作絵本シリーズ)
わたしのこねこ (福音館の科学シリーズ)
[リキテックス ソフトタイプ]
リンク
練りのやわらかいタイプです。
はやしますみさん(『絵本作家61人のアトリエと道具』24頁より)
アクセントとして、リキテックスプライムや、クサカベの透明水彩も使われているそうです。
ねこぼん
とんとんとん だれですか? (えほんのぼうけん36)
たんぼレストラン
ホームページhttp://www.eonet.ne.jp/~hayashi-masumi/site/home.html
ブログhttps://mifun.exblog.jp/
[デルタ セラムコート]
リンク
トールペイント用のアクリル絵具ですが、木・紙・キャンバス・ブリキ・プラスチック・セラミック・漆喰・テラコッタ・ボール紙など殆どのハード面に着色できます。
とりごえまりさん(『絵本作家61人のアトリエと道具』83頁より)
他にも、アクリルガッシュやオイルパステルを使用されるそうです。
月のみはりばん
どうぶつえんだいすき (ろっぺいブックス)
くまさんアイス
ホームページhttps://torigoe-mari.net/
今回は、速乾性と発色の良さが魅力の、アクリル絵の具を使用されている絵本作家さん達をご紹介いたしました。
どの絵本もとっても魅力的です。
→アクリルガッシュ編はこちら
→水彩絵の具編はこちら
→色鉛筆・オイルパステル編はこちら